CherryMX互換であるKailhのスイッチを、ロジクールのゲーミングキーボードG PRO Xで使用しました。
Kailh Pro BurgundyとKailh Speed Copperを購入してミックスして使用しています。
文字キーをBurgundy、数字や記号キーをCopperにしています。
今回はBurgundyとCopperスイッチの使用感をレビューしたいと思います。
目次
実際の使用感
スイッチの使用感ですので、かなり感覚的な評価になってしまいます。
人によって感じ方は違うと思いますが、私個人の感想ということで参考程度にお願いします。
Kailh Pro Burgundy
一般的なスイッチよりストロークが短く、滑らかなKailh Proシリーズ。
その中での赤軸に相当するBurgundyです。リニアな感触です。
Proスイッチはストロークも接点も短くなっていますが、その実感はありません。
実感はないのですが、ストロークが短いため指にかかる負担は減るので、長時間使用しても疲労しづらいのではないでしょうか。
一般的な赤軸に比べてスムーズだと感じます。
指離れが比較的良いとも感じました。タイピングには向いていると思います。
音は控えめにコトコトなって気持ちいいです。
Kailh Speed Copper
接点までのストロークを1.1mmまで短くして反応速度を上げたスイッチ。いわゆるゲーマー向けSpeed軸。
Copperは茶軸に相当するタクタイルスイッチです。
Speed軸は接点が浅くゲーマー向けといいますが、誤解してはいけません。
接点が浅い分、スイッチがOnになってからOffになるまでが長くなります。
指離れを意識しないとチャタリングの原因になってしまいます。
Speed Copperはタクタイルのポイントが浅く、とてもユニークです。
スイッチの遊びがないため、on/off感の強いキーになります。
接点が浅いのですが、このタクタイルのおかげで意図しない入力が起きることはないです。
音はカタカタという感じです。うるさくはないですが存在感はあります。
ロジクールG PRO X
キースイッチ自体を交換できる既製品のキーボードです。
基本的には自作キーボードでしか好みのキースイッチを選ぶことができなかったのですが、このキーボードのおかげでかなりハードルが下がっているのではないでしょうか。
自作キーボードが気になっているが、難しそう、失敗したくない、という方はこのキーボードから始めてみると良いです。
Kailhスイッチに交換した動機
ロジクールG PRO Xには青軸相当のキースイッチが搭載されています。
ゲームプレイに青軸は結構合っていてゲーミングキーボードとしては優秀だと思います。
しかし普段使いや長時間タイピングをする場合は、うるさいですしスイッチ感を意識させられてとても気疲れします。
よりタイピングに向いたキースイッチを求めて、今回はKailh赤軸/茶軸を購入しました。
今回は遊舎公房さんでキースイッチを購入しました。Kailhスイッチ含め自作キーボード用品が揃っており、日本の会社なのでいろいろ便利です。
今回の記事の一部写真等引用させていただいております。
今後の予定
現在は文字キーにBurgundy、数字や記号キーにCopperを使用しているのですが、これがベストな配置だとは考えていません。
キー毎の特性や、打つ指によって変えてもいいのかなと考えています。
特に小指で打つキーには軽い押下圧のスイッチを使いたいですね。
Kailhのキーは比較的安価なのでKailhのキースイッチを色々買ってみて試してみたいです。
Box RedやSpeed Silverあたりが気になります。Speed Copperを文字に使ってみてもいいかもしれません。
まとめ
Kailh Pro BurgundyとKailh Speed Copperの使用感についてでした。
まだ自分の中での理想や理論が固まっていないので、はっきりとした結論や意見は出せていません。
これが自作キーボード沼というものでしょうか。
キーボードは自分の身体に触れるものですし、使用頻度もかなり高いものなのでこだわっていきたいですね。
いろいろ試してみてまたお伝えできればと思います。
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