赤軸メカニカルキーボードの底打ち時の反響音や打ち心地改善の目的で、静音化リングを購入しました。
結論としては、静音効果は抜群で指にも優しくなった、という結果になりました。
今回は静音化リングの効果や、赤軸メカニカルキーボードとの組み合わせについてレビューしたいと思います。
静音化やタイピング感触改善の目的で、静音化リングの導入を検討している方の参考になれればと思います。
目次
静音化リングとは
今回購入した静音化リングは、Amazonで売られている「サイズ Cherry MX軸対応 静音化リング MXORDP」というものです。
シリコンの輪っかで、キーキャップの足にはめてタイピング音を静かにするというものです。
タイピング音が静かになる
メカニカルキーボードでタイピングをする際に、発生する音は以下の3種類あります。
- スイッチが底を打った音
- 底打ちがキーボードの筐体に伝わって反響する音
- スイッチが戻り切る時に軸がぶつかる音
静音化リングは主に1つ目のスイッチの音を軽減します。
シリコンのリングがクッションとなり、底打ちの衝撃が和らぎスイッチの音が小さくなるのです。
また、副次的に2つ目の筐体の反響音も小さくなります。
指にやさしくなる
静音化リングがクッションの役割を果たし、底打ちした時の指への反動が少なくなります。
指にやさしくなり、タイピングでの疲労が軽くなります。
ただし、キーの感触が変化しタイピングの感覚も変わります。
静音化リングによる感覚の変化は人それぞれ好みによるので、メリットともデメリットとも一概には評価できません。
ストロークは変わらない
レビューを見るとストロークが短くなったという意見を見かけますが、そのようなことはないと思います。
2種類のキーキャップと5種類のキースイッチで比較してみましたが、私の環境ではストロークは不変でした。
メカニカルスイッチのキーストロークは軸の移動量によるものなので、静音化リングとは関係がないと考えています。
キーキャップの高さが変わる場合はありますが、キーストロークは変化しないと思います。
静音化リングを購入した動機

私は2つの目的で静音化リングを導入しました。
底打ちの反響音を軽減したかった
一つ目は、底打ち時のキーボード本体の反響音を軽減したかったというものです。
私のキーを最後まで押し切るため、キーによっては反響音が生じます。
キーンという甲高い耳を刺す音がするため、集中が途切れますし不快です。
この反響音を静音化リングのクッションで和らげたかったのです。
タイピングを楽にしたかった
もう一つは、タイピングを楽にしたかったというものです。
上記の通り私はキーを底打ちするタイピングスタイルです。
底打ち時の反動がかかるため、長時間タイピングをすると疲労がたまりやすいです。
静音化リングによる反動軽減で、タイピングをより軽やかに楽にする目的です。
赤軸と静音化リングの効果は

静音化リングのおかげで全体的には大幅に改善できたと言えます。
全体的に静かになったが、反響はする
赤軸キーボード自体それほど大きな音をたてるものではないのですが、さらに音が小さくなりました。
底打ち時のコツンコツンという音がほとんどなくなりました。
落ち着いた打鍵音になりました。
ただし、目的の一つであった反響音軽減にはそこまで大きな効果はなかったです。普通に反響します。
それでも高波長の耳につく音は全体的に小さくなったため、音の不快感はかなり軽減できました。
タイピングしやすくなった
底打ち時の反動は明らかに小さくなりました。
底打ちするとむにゅという柔らかい感触があり、指にはとてもやさしいです。
さらにクッションの優しい反発のおかげか、指の運びがスムーズになった気がします。
長時間タイピングしても疲労は少ないです。
タイピング体験は確実に向上しました。
まとめ

赤軸メカニカルキーボードに静音化リングをつけた効果は、
- 静音効果は絶大
- 反動が小さくなり指にやさしくなった
となりました。
タイピングがかなり楽になったので、静音化リングにはとても満足しています。
私と同じように底打ちでタイピングする方や、キーボードの音がうるさくて悩んでいる方は、静音化リングをつけることで大幅に改善するでしょう。
コメント